写真を撮っていると顔よりも背景の方が明るい、なんて言うことがあります。
この写真が正にそういう写真です。
アップにしても顔の表情はシャドーでハイライトは髪や肩にあたっています。
写真は一番明るいところに目が行くもの!確かにそのとおりで、だから被写体は一番明るいところで撮ることになります。
でもそれではつまりませんよね!そんな制約を設けていては写真の美しさを見つけることはできませんし進歩もしません。
ただし、暗いところで暗さを表現することは明るいところで明るく撮るより難しいです。この写真はそんな条件でもモデルさんの表情から女心の内面を情緒的に描写しようとする写楽さんの心意気が感じられます。